2014年3月9日日曜日

キャンペーンが始まった!



  3月4日(火)下北沢の本屋さんB&Bで朗読演劇『町でいちばんの美女』を上演。その後、翻訳者で作家の青野聰氏とのトーク「ブコウスキー放談」があった。
 本屋さんのフロアーを白いカーテン(右端の)で半分に仕切った会場は明るかった。できれば客席は暗く、ステージとなる部分は明るくしたかったのだが、やろうとすると暗すぎる。顔の表情も暗くなりすぎてしまうので、あきらめて明るさ全開でいくことにした。
 

 ブコウスキーの世界に<闇>は欠かせないのだが……とにかく明るい。今日はこれでいくしかない、と腹をくくってはじめることにした。時には客と目を合わせることになる。……目をそらす方がいない。……まずまずのはじまり方だ。……やがて、明るいことも気にならなくなる。


 <闇が感じられたかどうか>トークで訊いてみればよかったと思う。今から思えば、トークは心の準備が足りなかったかもしれない。なにせ初めてずくしだったから。楽屋がなくて、隣のカフェで化粧をしたし、着替えはそこのトイレでやった。それに明るい会場。まあ、なんとかやりおおせたことで今回は良しとしよう。


 とにかく客の笑顔が励ましをくれたようだ。


青野さんと私、宙を見て何を思っていたのだろうか……?


 いつの間にか自分もなごんでいたようだ。
 新たな船出、出発である。ほとんど無名の舞台俳優の売り出しキャンペーンだ。ブコウスキーの朗読演劇、場所さえあれば、どこででもやります。 

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